オープンガーデンを巡る最近の動き-12/6

伊豆オープンガーデン参加庭の皆様

 

オープンガーデンを巡る最近の動き

12/6伊豆ガーデニングクラブ

代表幹事・森下一義

 

 

1、「伊豆高原芸術の森・散歩マップ」に写真および地図掲載

・       10、11月の行事である伊豆新世紀創造祭「伊豆高原芸術の森」のマップにオープンガーデン庭17ヶ所の位置と写真を掲載してくれた。全部写真をとってまわってくれた。

・       結果としてオープンガーデンの告知とビジターの増加に効果があった。森下庭で約50名か。

2、10/16静岡新聞に「オープンガーデンの現況」掲載

・       静岡新聞が「2年たった伊豆オープンガーデンの現況」として大きく取上げてくれた。

・       静岡、清水、沼津等伊豆以外の土地からの問合せが多く、約40件の問合せがあり「案内」を約30部送付した。

・       これによる来訪者は森下庭で約15名。

3、「お庭案内」がなくなった。

・       6月に150部作成した「お庭案内」がほぼ底をついた。

4、11/17東京農大造園学科研究室相田氏来訪

・       オープンガーデンについて論文を書いている相田氏が伊豆オープンガーデンの調査に訪れた。相田氏は英国留学、調査旅行の経験があり、国内でもすでに数箇所を調査している。

・       オープンガーデン庭7庭を案内し、一部会員と懇談した。

・       オープンガーデンが論文のテーマになるとは感無量である。

5、「ビズ」12月号「岡山版イエローブック」

・       「ビズ」誌の「ビズ・ガーデン大賞」の「ガーデン・サークル部門金賞」を「岡山版イエローブック」が受賞していた。

・       写真を見た時、「これはすごい!?」と思ったが、よく読んでみると大したことはない。我々の「案内」の方がずっと充実しているように思う。ただ、ずっと綺麗だ。我々の「案内」は無愛想で会員にも不評である。

6、稲葉知章市議と会員有志の懇談

・       かねて伊東市と花との関わりを強調している稲葉市議がオープンガーデンに関心を持って「話を聞きたい」とのことで、オープンガーデン庭数軒の会員と懇談した。

・       伊豆オープンガーデンの現状や長野県小布施のオープンガーデンなどが話題になり、旅館やホテルの庭の開放なども進めて伊東市の活性化に役立てたいとのことであった。

7、稲葉市議、市議会でオープンガーデン取り上げ

・       市議会での公開質問でオープンガーデンを取上げるとのことで、有志が傍聴した。

・       稲葉市議は「オープンガーデンを観光の一つに位置付け、行政が関わって推進すべきではないか」と質し、市当局も検討を約した。

8、ガイドサービス(有料)の実績

・       この春、大議論の末スタートしたガイドサービス(有料)の利用申込みはこれまで0件である。

9、宮崎市役所からの問合せ

・       遠く宮崎市の市役所から「インターネットで見た」とオープンガーデンについて問合せがあった。

 

森下所感

稲葉市議の「オープンガーデンを観光の一つに位置付け、行政が関わって推進すべき」とのいきなりの提言には驚いた。

伊豆オープンガーデンの目的は下記の3か条であり、「地域への貢献」を謳っているが、一方で観光施設ではないことも強調している。

1、 お庭拝見を通じて交流の輪を広げる

2、 せっかく咲いた花を多くの人に見てもらう

3、 地域の活性化に貢献する

「観光の一つとして行政が関わる」ことになれば、それは伊豆ガーデニングクラブとは別組織となるであろう。

その活動に我々の経験やノウハウをもってお手伝いすることにはやぶさかではない。

それにしても我々がオープンガーデンを始めた志しが、ここまで広く認められるようになってきたことは嬉しい。

 

来年以降の伊豆オープンガーデンについては、オープンの仕方や受入れ方法など考えるべきことがあり、参加庭全員で2月頃から討議したい。

 

以上