なぜオープンガーデンか(98年)
なぜオープンガーデンの実現に情熱を燃やすのか。
現在80名の伊豆ガーデニングクラブ会員のうち約20名が「オープンガーデン研究会」に属しています。必ずしも全員が来年春からオープンガーデンに参加出来るとは限りませんが、皆がオープンガーデンに強い関心を持っているのは確かです。
では何故オープンガーデンなのか。
私および家内の気持ち、アンケートに現われた会員の気持ちなどからその理由を考えてみます。
1、お庭拝見を通じて交流を深め、友達を作りたい。
これはこの伊豆において特に強い気持ちだと思います。それはここの住人にリタイア組が多く、年寄りだけの所帯で、かつ住み着いてからあまり間がないので 知り合いが少なく淋しいという事情があります。オープンガーデンを通じてよその家を尋ねて行けるようになりたいのです。我々夫婦がオープンガーデンを言い 出したのもまさにこの理由からでした。
2、せっかく育てた花を多くの人に見てもらいたい。
これは伊豆に限らずどこでも同じ気持ちでしょうが、せっかくきれいに咲いた花は出来るだけ多くの人に見てもらいたいのが人情です。
3、オープンガーデンを盛んにすることで地域の活性化にいささかでも寄与したい。
伊豆は観光地ですからオープンガーデンが有名になればそれだけ人を誘致することに繋がります。自分の庭作り、花作りが社会的な意義を持てることはオープンガーデンの魅力の一つです。
4、環境がオープンガーデンに向いている。
気候が温暖で、土地に比較的余裕があることがオープンガーデンに割に気軽に取り組める条件を与えてくれています。
こんなところが「オープンガーデン」を目指して仲間が集まった理由でしょうか。オープンガーデンも実際に公開するとなるといろんな問題が出てくるのですが、「まず仲間同士でお庭拝見」が原点です。