2018/06/04 <新人会> 春山万化の艶のお庭巡り

2018年新人会 春のお庭巡り

                               幹事 佐伯

                              副幹事 谷村

 好天に恵まれた6月4日、新人会部会主催の春から初夏の様々な花々に出会う庭巡り

「春山万化の艶のお庭巡り」を行いました。

 午前9時30分、参加者12名がぐらんぱる旅の駅に集合し、3台の車分乗

個性豊かな以下の6庭を拝見させていただきました。 

                            

⑴ 遠藤庭(小径のガーデン)                  

 家の周りを巡りながら、いろいろな花と出会えるコンパクトにまとまった庭です。

時期を過ぎたとはいえ、ベルガモット・アストランティアマヨールなど様々な色の花、

珍しい花がうまく配置され、ガーデニングだけでなく、絵画・人形作りなど

多彩な才能を持つオーナーの人柄がにじみ出た素敵な庭でした。

    

⑵ 小野庭(アイワガーデン)

 広い庭に様々な樹木、草花、果実が植えられており、

一言で言えば、ターシャの庭を彷彿とさせるメドウな庭です。

ウツギやヤマアジサイの植わっている「和の庭」を下っていくと、

ゴテチャやオルレアの咲き乱れる「ナチュラルな庭」さらに下ると「果実の庭」に出ます。

訪れる人を楽しませてくれる素晴らしい庭でした。

    

⑶ 松本庭(会員外)

 青々とした苔が庭一面を彩る落ち着いた雰囲気の和の庭、侘び寂びの世界に浸ることが

できる庭でした。もとは芝庭であったとのこと。

しだれ桜・ボケ・エゴ・ガマズミ・カエデの木々が清々しい若葉を茂らせていました。

「花が終わってしまい残念でしたが、秋には池の周りに大文字草の花々が咲き綺麗です。

ぜひ秋にいらしてください。」とのことでした。

秋にまた、訪れたい庭です。

    

⑷ 保田庭(巡る庭)

 バラ・アジサイ・山野草なども植えられた「ナチュラルガーデン」の趣の庭です。

50年も前にお父様が植えられたココスヤシと今は使われなくなった給水塔が

庭の歴史を感じさせます。

 心地よい庭は、人と自然の両者の長い年月の合作であるということを、

改めて実感させられました。

     

⑸ 香月庭(ガーデンDOLCE ROSA)

 知る人ぞ知るローズの庭。ご夫婦と愛犬のクウチャンが迎えてくれました。

本来ならバラで埋め尽くされた庭が拝見できるところでしたが、

残念ながら見頃はすでに終わってしまっていました。

 バラはなくとも、バラの話はいつまでもつきませんでした。

バラの花言葉は「愛と美」 でも、色や本数によって違うようです。

    

⑹ 小川庭(会員外)

 バラと芝生が整然と直線で区画された綺麗な庭でした。

ここもバラのピークは過ぎていましたが、その分ピンク色のラバテラや紫色のベロニカが、

緑の芝生に生えてとても美しい景色を作っていました。

 もとは、みかん畑であったところを10年かけて作られたとのこと。

全てご主人の手作りと聞いて、ビックリ!でした。

バラの綺麗なときに再度訪れたい庭でした。 

   

 予定の庭巡りを終えて、和田庭(keyaki*garden)にてお茶を飲みながら反省会を行った後

ぐらんぱる旅の駅に戻り解散しました。

    

    

 【まとめ】

 暑い一日となったにも関わらず、参加くださった皆様ありがとうございました。

今年は例年よりも花の開花が早く、どの庭もピークを過ぎていました。

幹事の目論見が外れました。

とくにバラ好きの皆さんには当てが外れてしまったことをお詫び致します。

❝散り行く花園を巡るのもまた味わい❞ とご容赦ください。

 最後になりましたが、訪問させて頂いた遠藤さん、小野さん、松本さん、保田さん、

香月さん、小川さんには丁寧にご対応頂きました。ありがとうございました。

 また、いつもながら、おいしい食事とアットホームな時間を提供していただきました、

「青い風」の青山さんにもお礼申し上げます。 

                      

                                   (谷村 記)