2月例会報告-「日本桜草の芽わけ」

2月例会「日本桜草の芽わけ」
 

 12月、1月がお休みで久しぶりの例会だった。

 今回はエビナ石油、そば処えびなの海老名社長のご自宅で、日本桜草の芽わけ実習を指導して頂いた。

 集まったのは約30名。まず室内で講義を受ける。手作りのレジメの表紙は奥様の描いた桜草である。年期の入った実作者の話は非常にためになった。

 ついで庭に出て芽わけの実習。素焼きの鉢は乾燥し過ぎるので普通は塗り鉢を用いるそうだが、それでは高価すぎるので今回は陶器の鉢を用意して頂いた。株は庭にたくさんある鉢の中から一人一鉢の桜草をあてがわれ、それを引っこ抜いてバケツの水で洗い、一芽一芽に分ける。十以上の芽がある。それを新しい鉢に四芽植える。出来るだけ中央に、背が揃って伸びるように。残った芽は持ち帰り。
 土は下から軽石、川砂、培養土+油粕+骨粉、腐葉土。

 芽から鉢から土まで全部用意して頂いて、そしてお茶と手作りのケーキまでご馳走になって、一人5百円の会費ではまことに申し訳ないことであった。